台北旅行記 その1 食べたもの編
友人Sと二人で台北へ行ってきた。
修学旅行で訪れて以来の二度目の台湾、残念ながらその修学旅行でなぜか少しも楽しめなかった台湾、なんか無闇にたらふく食べさせられた挙句あんまり面白くない思い出ばかりが記憶に残っている台湾に、リベンジ旅行に行って参った。
今回のこの卒業旅行は、打って変わってとても充実して楽しかったのでとても良かった。これは旅行記の備忘録である。
まずは食べたものから。
3泊4日の間に食べたもの
初日
機内食、鼎泰豊の小籠包と炒飯と湯葉入りほうれん草のおいしいやつ、マンゴーのミルクかき氷
二日目
ホテルの朝食、ラズベリーのジェラート、安くておいしい豚丼みたいなやつ、辛くない火鍋、タピオカ入りのジャスミン茶
三日目
朝食、トマト牛肉の刀削麺、夜市で食べ歩いた肉まん、飲む杏仁、棒付き寒天ゼリー、おまけして沢山くれたフルーツ、大蒜の効いた唐揚げ
最終日
朝食、鶏肉と野菜の丼、マンゴーフラペチーノ、機内食
誇張なく、まじで何食べても美味しかった。
本場もんのマンゴーは勿論、生の果物はいずれも濃くてフレッシュで。肉類は独特の香辛料が効いていて味がしっかりしていた。煮込んでやわくなった牛肉の解けるような旨味が忘れられない。何より野菜が美味しかった。菜っ葉がきれいな青で、そこが小汚い大衆食堂であっても引きも切らない人気店であっても、新しい良いものを食べている感が半端なかった。
それから、ちょいちょい登場する湯葉が個人的に超ヒットだった。湯葉、豪快、美味すぎる。豆腐のある国に湯葉あり、ということなのかは知らないけれど、嵐山とかでちまちま食べる湯葉より格段に美味しかった気がする、たぶん。
夜市で食べ歩いたのが良い気分だった。我々の時の修学旅行は夜市はおろか自由行動そのものがなかったので憧れが募りに募っていたのもある。賑やかでお祭り騒ぎで、人いきれに食べ物の匂いと電飾の煌々とした色と足の疲れの気だるさが混ざって、非現実的な旅行者気分を味わった。もちろん確かに旅行者だった。