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如月日記

二月に始めるから如月日記

『マゾヒズム小説集』

 谷崎潤一郎マゾヒズム小説集』より「少年」を読んだ。

 これからは通勤で使うバスに毎朝小一時間揺られることになるから、アルバムが一つ聴けたり短編が一つ読めたりするらしい。そういうことで、一昨日は椎名林檎の「平成風俗」を、昨日は宇多田ヒカルの「ultra blue」を聴いて選曲を間違えた思いをし、そうして今朝は上述の通りの『マゾヒズム小説集』である。

 一言で言えば、また選択を間違えたと思った。超ストレートにマゾヒズム。十歳の少年の乳臭い感じが妙にどろっとする。既にお腹いっぱいです。コクトーの『恐るべき子供達』を読んだ時と似たような感じ、違うけど。

 朝に読むのはお腹に重かったけれど、でもたまにはこういうのもいい、春の夜の暑い時に続きを読みたい。