如月日記

二月に始めるから如月日記

悪いけど

‪人のことお前って呼ぶ男って本当何考えてるの? 失礼だと思わないの? 所有物じゃないよ? それどころか付き合ってすらないよ?‬

夜空はいつでも最高密度の青色だ

最果タヒ『夜空はいつでも最高密度の青色だ』を映像化した作品を観てきた。それなりに小さな映画館でひっそり上映されるタイプのマニアックな映画、という位置付けだと認識される。映画は批評できるほど各種観てきていないので、良し悪しは分からない。好き…

ときめき

人に惚れてる暇がないし恋する時間が全然ないけど、ときめきの対象物がほしい。

京都へ

辛い仕事にご褒美もない時も 惚れた人が選んでくれない時も 不幸だった訳がわかっている今は 損しただなんてまるでおもわない と椎名林檎とトータス松本が『目抜き通り』という美しい曲で歌っているが、私はまだそこまで達観できていない。大人はすごい。私…

日々働きたくなくなる

毎日毎日2〜3時間残業するけど時間外勤務申請出せる文化じゃないから1ミリも残業代貰えないし、仕事量に対して報酬が見合わないのは近代物理学への冒涜である、みたいなことを登美彦氏もどこかで書いてはったなあと思い出す。 毎日残業つらいし残業代貰えな…

『坊っちゃん』

語るに値する仕事は成していないけれどそれでもなんとか一か月働いた。初任給もいただいた。所得税もしっかり天引きされている。 勤労と納税の義務を果たす大人になれればそこそこ胸を張って生きていけると信じたい。後はまあ、女だからそのうち結婚して子供…

歓迎会

職場で歓迎会を開いてもらい、偉い人と話す機会があった。 生まれておよそ四半世紀になんなんとするがいわゆる偉い人と話す経験に乏しい。私が大学の時に所属していたサークルでは、部長や副部長はその師匠筋に当たる偉い人とこんこんと酒を酌み交わす場面も…

勤労乙女

社会の荒野を走り出し、一週間勤めた感想の実務編は割愛する。何しろまだろくな任務を与えられていないので語るに値することは何もしていない。実務以外では、バス通勤に際して定期券を鞄から便利に出し入れするためのパスケースが欲しいのう、と思った。こ…

桜流し

咲いたばかりの花を散らす春の雨を桜流しという。 兼六園前、広坂の桜は、薄い白の花びらが重なって春の色を作っている。地面は濡れているが、まだ花は流れていない。良かった。バスの中から、ライトに照らされてもいない寡黙な夜桜を想像力で補って観賞する…

『マゾヒズム小説集』

谷崎潤一郎『マゾヒズム小説集』より「少年」を読んだ。 これからは通勤で使うバスに毎朝小一時間揺られることになるから、アルバムが一つ聴けたり短編が一つ読めたりするらしい。そういうことで、一昨日は椎名林檎の「平成風俗」を、昨日は宇多田ヒカルの「…

十八歳の本棚

実家の自室の本棚が、十八歳のまま時を止めていた。 やがて生まれてきて四半世紀になんなんとする女の本棚に、数学ⅡBやら赤本やら英作文の極意みたいな参考書が並んでいるのはいかにもまずい。ただの片付け下手の面倒くさがりと過去の栄光を並べてはばからな…

初心運転者の掟

普通車を運転する免許を取得してまだ半年余りの初心運転者だけど、一人で運転するのはあんまり苦手じゃない。緊張感はあるけど不安度は少ない。駐車も意外と得意。とはいえ、泣きながら保険屋さんに電話をかける目には遭いたくないから、安全運転は充分に心…

東京紀行 三、代官山の蔦屋書店

今住んでいる町では欲しい本が近場の本屋に売っていないという悲しみに暮れることが多々ある。家の最寄りの書店は腹立たしいほどに売り方が下手なので、なおのことよくある。なんで『とと姉ちゃん』放送してる時に『暮しの手帖』コーナー作らへんの、みたい…

東京紀行 二、鎌倉

東京ですらない、タイトル詐欺。鎌倉と横浜にも足を伸ばしました。 鎌倉の大仏様を初めてみた。比べるものではないけど、奈良の大仏さんと比べるとちんまりしている。青空の下でのどやかであった。いいお顔だ。 その他、横浜の中華街で晩飯を食うなど。比べ…

東京紀行 一、TDL

3/17、およそ十年振りに東京ディズニーランドに行ってきた。十余年の間に私の知っているTDLではなくなっていた感がある。「制服ディズニー」とか「双子コーデ」とか、知らない世界が始まってた。 アナと雪の女王フローズンショウの最終日だったので人が多か…

旅行の途中

東京巡りも六日目、今日の新幹線で帰沢する。ほぼ一週間だから長い旅行になった。 旅の途中に返事がめんどくさいタイプのLINEを受け取ることがデフォになりつつある。ねえ諸君、私は常にそんな適当な返信をする女ではない。君らのタイミングが悪いだけなんだ…

殆ど衝動買い

読むものがなくて、まとめサイトの巡回にも飽きて、本屋へ走った。気に入ったものなら同じ本を繰り返し読むのも全く厭わないけども今日は気分が違った。 最寄りの本屋で、平積みされている『騎士団長殺し』をじっと見つめたあげく、まだ買わない。村上春樹好…

稀代の文通上手に学びたい

森見登美彦『恋文の技術』読了。たいへん笑って元気が出た。 これは石川県七尾に島流し(陸の孤島の研究室に派遣)されて京都を恋しがる男子学生が主人公なので、京都に縁ある石川県在住民としてはグッとくるものがあった。 情理を尽くして鮮やかな手紙を何…

始動に震える

窓の外が眩しいので「もしや晴れているのでは?」と思ったが、チラと覗くと安定の曇り空だった。金沢の冬はそう簡単には晴れない。 しかしここで気づく。 「冬、とっくに終わってない?」 この春にやりたいことリスト 一年ぶり二度目の学部の卒業式に出向く…

優しい世界

長い長い人生の夏休みも残すところおよそ三週間となるが、実に長かった。 留年させてください。って言ったときの両親の反応が「まじかよー」とか「追加の学費は貸しだからね」くらいで本当に精神的に助かったと思っている。感謝してもしきれない。 昔から「…

返事に困るのはコミュ障だからかしら

初々しい保険屋お姉さんがうちに来て、彼女の前で財布を出したら、「青の財布は風水的に金運が下がりますよ!!!」と猛烈な駄目出しをされた。お前何しに私と話してんねん。ご用は保険商品の契約でしょうが。 サイドに控えるベテランの保険屋ばーさんは、私の…

『迷子犬と雨のビート』

撮り溜めた再放送のアニメ『四畳半神話大系』で爆笑していた。男の純情と貞操回ともいうべき6,7,8話でこれほど笑っていたら父上が悲しむに違いない。 表題の『迷子犬と雨のビート』は上記アニメの主題歌のアジカンの曲で、アジカンはそんなに詳しくないけれ…

黒髪の乙女

黒髪を長く伸ばす髪型でいると、数年前に一世を風靡しかけた壇蜜に似ていると言われる。そう言われるとそこはかとなくマズイ気がするので、短く切るか、伸ばすのであれば適当な色に染髪しておく。 黒髪にこだわりがあったわけではないが、髪にお金掛ける必要…

髪色事情

夏の終わりから伸ばし始めた髪が肩についてくるくるするようになった。三年前の成人式の後に結構な長さがあった髪を短くして以来長いことショートヘアであって、結構気に入っていたのに今一度髪型を変えようというその心は、長い髪をさっぱりと切ったときの…

紫式部日記を知っている人

四月から社会に出て働く。直近二年のだるんだるんな最終学年生活、内実は半ニート生活に首まで浸ってた私が、規則正しく毎朝出勤することができるようになるのか甚だ心配だ。他人事みたいに応援したくなる。 文学部卒のうえに一留した如何にもボンクラな私を…

映画化する『夜は短し歩けよ乙女』

好きな本が別メディアとなってより多くの人の目に触れるようになるって嬉しい。嬉しくない? 「原作のイメージが壊れる」とか「ニワカファンが増えても困る」と言う人も多いけど、私は基本的には嬉しい。メディアの違いを理解する優良な受信者として有り難く…

深夜枠

春休みの宿題みたいな、課題ではないけど課題みたいな、自分の卒論を今一度推敲してリニューアルするという地獄みたいな作業をやっていた。 何が嫌かって、自分の書いた気に入ってない文章を読み直すことほど苦痛なものはない。 自分の書いたことで例えばtwi…

台北旅行記 その3 烏龍茶と茶器

予定のない土曜日の午後、居間で寛いで読書にも飽きてきたら、とっておきのワインを開けて昼間から飲酒する背徳を味わいたい。 という思い付きの白昼飲酒妄想を恥ずかしげもなく披露したら友人Sが苦笑いしてた。私だって苦笑する。昼間からのエチル・アルコ…

台北旅行記 その2 九份

台北二日目には台湾の山のほう? にあるという九份を訪れた。 ツアーガイドのお兄さんに「行きは良いとして、帰りはまともな路線バスも流しのタクシーもないので帰ってこられませんヨ」と忠告されたので、大人しくオプションツアーを追加で申し込みツアーバ…

台北旅行記 その1 食べたもの編

友人Sと二人で台北へ行ってきた。 修学旅行で訪れて以来の二度目の台湾、残念ながらその修学旅行でなぜか少しも楽しめなかった台湾、なんか無闇にたらふく食べさせられた挙句あんまり面白くない思い出ばかりが記憶に残っている台湾に、リベンジ旅行に行って…